宣教

「天国が、天国に」

 イザヤ56:6,7 ルカ14:15〜24
 「天国とはどんなところでしょう?」と問われ、バルトは「あなたの気に入らない人もいっぱいいるところです」と答えました。
 「神の国」はイエス様の中心的使信でした。イエス様の足跡をたどれば、神の国がどのようなものであるかが解ります。今日の御言葉でいえば、ユダヤ人にとっての「異邦人」もそうです。ルカでは「貧しい人、体の不自由な人、目の見えない人、足の不自由な人」のいるところが天国です。
 イエス様は、宣教の第一声で「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」でした。また「神の国は見える形では来ない。〜あなたがたの間にあるのだ。」といわれました。
 「主の祈り」は「御名が、御国が、御心が!」と祈るようにとイエス様は教えられました。イエス様がわたしたちに求めるようにと言われた「御国」は、いま、ここに」こそもたらされるものであることを、わたしたちは知ることができます。
 この、御国をもたらす場所に、わたしたちはいるのです。そのために必要なのは、「聖霊による謙遜と勇気」に満たされた私たちの信仰です。